1. 計画段階  [ 〜 2003/5 ]


 1. 発端と2001年演奏旅行
 札幌フィルハーモニー管弦楽団(以下札フィル)は、2001年11月に、団創立30周年を記念し、姉妹都市である米国ポートランド市(オレゴン州)を訪問、親善コンサートを開催した。
 そもそもの発端は、札フィル客演指揮者の中田昌樹氏新国立劇場オペラ特任講師)が、業務上知り合った、ポートランドオペラカンパニー支配人ロバートベイリー氏との話の中で、両市が姉妹都市であることから、音楽交流をはかれないか、と意見が一致、両市長へのはたらきかけもあって、親善演奏会開催が企画されたもの。
 2001年が札フィル創立30周年ということもあり、米国側オーケストラ「コロンビア・シンフォニー」との共演が決まり、40名の団員が訪米、親善演奏会を開催し、大成功を収めた。
 このときの指揮は、中田昌樹氏とヒュー・エドワーズ氏(コロンビア・シンフォニー音楽監督)であった。

   [詳細は、『2001年ポートランド演奏旅行・報告書』 参照]


 2. 姉妹都市交流45周年

 札幌市は、現在
ポートランド市(米国)、ノボシビルスク市(ロシア)、ミュンヘン市(ドイツ)、瀋陽市(中国)
の4市と姉妹都市提携を結んでいる。
 そのうち、ポートランド市とは1959年(昭和34年)に、北海道で初めての外国の都市との姉妹都市交流として提携が結ばれ、以来多くの交流がはかられてきている。
 2004年は、交流45周年という記念の年であり、6月には上田市長をはじめ多くの市民が同市を訪問している。

 こうした中で、札フィルとしても、これまでの同市との音楽交流の集大成として、この機会をとらえ、訪問すべく検討をすすめることとした。
 2001年の訪問以来続けられてきた音楽交流としては、

・めぐみ・ストーズさん(ポートランド出身日系ヴァイオリニスト)を招いての札フィル定期演奏会共演 [2002年6月]
・中田昌樹氏が、ポートランド日本人学校の校歌を作曲、披露 [2002年3月]
・札フィル団員が、コロンビアシンフォニー演奏会(指揮:中田氏)で共演 [2002年10月]
  といったものが挙げられるが、こうした交流の実施にあたっては、ポートランド-札幌姉妹都市協会(PSSCA:ポートランド市)、在ポートランド日本人商工会を中心とした両市の多くのボランティア活動の力が大きかったといえる。

 以上の経緯から、2004年度の活動計画として、正式に「姉妹都市交流45周年記念親善コンサート」演奏旅行をとりあげることを前提に検討を開始した。


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