4日目
起床。ただし、9時半(爆)昨日、歩き回った上に夜遅かったため、寝坊。朝飯はまあ「あれ」だからいらないや。
部屋の掃除が入るのでとっとと身支度を整えて部屋を出る。ロビーで仮眠。今日演奏会をするアートミュージアムで午前中も練習をすることができるので楽器を持って出かける人がちらほら。ただし、日通のトラックに楽器を乗せている人は楽器が午後に到着するので先に行ってもしょうがなし。
午前中は何をしていたか細かくはおぼえていないが昼御飯にベーグルパンとハムと野菜を買ってきてサンドイッチにして食べてたような・・・。
午後1時にロビー集合。歩いてアートミュージアムまで移動した。徒歩5分なのでとても近い。演奏するホール(バルルーム:舞踏会場)は3階にある。中はボックス型のホールでとても広い。
楽器を積んだトラックが到着したようなのでみんなのあとについて移動。ホールの裏手に、楽器搬入専用のエレベーターがあって、それを使用して3階まで楽器を持っていく。アートミュージアムはとても古い建物らしく、そのエレベーターのドアは横に自動的に開くタイプではなく、普通のドアのように手前に引っ張るものだった。これは初めて見たので驚いた。注意してないとひっかかって死人が出るでし(爆)舞台の設置が完了し、リハーサル開始。アンコールに演奏する予定の「星条旗よ永遠なれ」を初めて合わせる。アメリカ人はやっぱり慣れてるね。体に染みついてる感じがした。しかし、あとから聞いた話によると、弦楽器の中には初見でぜんぜん弾けない人もいたようである。
リハーサルが終わり、着替えようというところで問題発生。日本のように控え室というものはなく、倉庫やお手洗いで着替えることを余儀なくされた。どうりでコロンビアオケの人は最初からスーツを着ていたわけだ。
お客さんがやってきた。最初はまばら。でも、最終的にはほぼ満席になった。いよいよ本番。でも、緊張はしていなかった。曲には十分になれていたしコロンビアオケと合わせた段階でいい演奏会になる予感はしていた。
本番前に、ともとも(だっけ?)がトロンボーンに何かを渡していた。日の丸に「日本」と書いてあるはちまきだった(爆)ほんとはパーカッションに渡す予定だったらしいが彼らがねじりはちまきを用意していたため、トロンボーンに回ってきたようだ(爆)何に使ったかは後ほど。本番開始。最初はプログラムには載っていないテロ犠牲者追悼の為の「G線上のアリア」。コロンビアオケの弦はうまいね(爆)。続いて中田先生指揮で「歌劇「ザンパ」序曲」合同演奏。コーダで吹きまくったのがちゃんと録音に残っている。しかもチューバ2本で吹いてるのがしっかりとわかる(爆)。
そして札フィル演奏(コロンビアオケ助っ人付)チャイコフスキー交響曲第5番。アメリカに来たからスタイルが変わるわけでもなく、「いつものように」演奏した。弦楽器の半分、クラリネット、ファゴット、ホルンは全員コロンビアオケだったので、「札フィル」という名前を出していいものかどうかは実際わからないし、一緒に練習したのも当日を含めて2回(初日のチャイ5・2楽章をのぞく)しかなく、下手したら破綻してしまうところなのだが、そのようなことはほとんどなく、もう何回も一緒に合わせているかのような出来であった。たくさんの拍手と「Bravo」、スタンディングオベーション。スタンディングオベーションがすごかった。札幌ではプロの演奏会でもあんなのは見られないだろう。ポートランドに演奏しに来てよかったと思える一瞬であった。
休憩。最初はぶらぶらしていたが、途中でてもちぶたさになって横の通路で楽器を吹く。ハカセとぴよきも一緒。ちょっと離れたところで2番手のトロンボーン吹き(修行中)が練習していた。なかなか始まらないので中を覗くと、お客さん達がたくさん立っていておしゃべりをしている。まだのようなのでもどって楽器を吹く。数回これを繰り返したがなかなか始まらない。いい加減時間がないので中に入って待っていると、パーカッションの人がけたたましい音を鳴らした。これで場内がちょっとおさまった。あとで聞いた話だが、1ベルとかそういうものはないらしい。でも、何かきっかけがないと始まらないでし。
後半。コロンビアオケ単独演奏。リハーサルでも演奏を聴いたのだがやっぱりうまい。Megumiさんのメンコンが楽しみである。次に、ヒュー・エドワーズ指揮の「マイスタージンガー」合同演奏。これも難しいところが結構あるのに短時間でよくあれだけ合わせられたと思う。二つのオケが一つになった瞬間である。
つづいて、当初アンコールに持ってくる予定だった曲、さくらさくらの主題による幻想曲とでもいうのか?題名はよく知らないのだが中田先生が持ってきたとてもいい曲と、外山雄三のラプソディの後半部分をつなげたものを演奏した。さくらさくらの部分はゆったりとした瞑想的な曲で、ラプソディは八木節をモチーフにした激しいものである。
さくらさくらの最中、トロンボーンがなにやらごそごそやっていたので見ると、前述のはちまきを5人全員で締めて、お客さんにわからないように譜面台に隠れてるではないか!(笑)パーカッションの人たちもさくらさくらが終わりそうになるときに隠れてはちまきを締めていた。曲が切り替わるときに拍子木をならすのだがお客さんははちまき姿のOかもとさんに釘付けだったに違いない(笑)拍子木が鳴り終わった瞬間、隠れてたトロンボーン達がびしっと現れる様は非常によかった。この人達は昨日出会ったばっかりなのに何でこんなに息がぴったりなのだろうかと思った(笑)
こういう自発的な演出が加味されて、この演奏会はますます盛り上がった。演奏が終わったあとの聴衆の盛り上がりようといったら!多分お客さんのほぼ全員が立っていてたくさんの拍手をしてくれていた。アンコール。当初は星条旗を演奏する予定だったが時間がないのでラプソディになったようだ。しかも、さっきのよりもアップテンポで。きっとお客さんも楽しんでくれたことだろう。もちろん、演奏している側も楽しんだからね。
リハーサルと本番の写真がなく、文字だけなので伝わりにくいと思うのだが非常にいい演奏会だった。この演奏会の録音があってCD化(CDーR?)もされている。聴いてみたいと思ったあなた、私のところに連絡ください(爆)。
演奏会終了後直ちに姉妹都市教会主催のレセプション。会場は同じ建物の2階。行くと、飲み物や軽い食事が用意されている。とりあえず演奏会後のビールを飲んで軽く食事。やっぱり演奏会後のビールはうまい!
レセプションが始まった。黒崎姉妹都市協会会長の挨拶。この人はとても人がよく、いつも笑顔である。ちなみに、今回の旅行で公式カメラマンをやっていたので各人の挨拶の内容はほとんどおぼえていない(爆)
その後、両指揮者、市長代理の議員らに続き、演奏会にもいらした副島総領事が挨拶をした(演奏旅行報告書より抜粋)。
一緒に演奏したもの同士の交流もうまくいってるようで、メールアドレスを教え合ったり一緒に写真を撮る光景が見られた。うちのトロンボーン(ハカセ&ぴよき)は会場に来ていたバストロの人とたくさんビールを飲んで交流していたようである(爆)。
レセプションも終了し、いよいよ札フィルの打ち上げである!まず、ホテルに帰宅。その後ロビーに集合し、ボランティアの方々に会場までピストン輸送してもらう。外はザーザー降りの雨であるが気持ちは晴れやかであった。会場は中華レストラン。打ち上げにはボランティアの方々にも出席してもらった。中華といえば、米!米の飯が食べられる喜び!米じゃないものもうまかったが久しぶりの米にみなさん大満足であった。ビールも、写真にあるように「Sapporo」黒ラベルである。すばらしい。やっぱり食べ慣れたものがいいですな。
各テーブルで和やかに宴会を楽しんでいるうちに、珍事発覚!某F氏がエロ本を買ったらしい。8$くらいのを6冊だったか?しかも東南アジア系らしい?みんなから非難囂々だったが当の本人は
とてもうれしそうだった(爆)伝え聞いた話によるとそのエロ本は後で没収され、処分されたらしい。この人はみんなより1日早くかえるグループで、そのグループのまとめ役のまりりんは「どうしよう、どうしよう」を連発、うーん、かわいそうだけどがんばってね?その後の情報によると、空港の荷物検査でF氏のカバンが開けられたらしい。何もなかったからよかったものの、やっぱり悪いことは出来ないことになってるらしい。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、もう帰宅の時間。再びボランティアの方々のピストン輸送でホテルに帰る。明日は朝からマーシャル小学校で音楽教室。明日はどんなことがあるかな(笑)