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札幌フィルハーモニー管弦楽団

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ソリストのご紹介

第54回定期演奏会(2016.05.22)のソリストをご紹介します。

〔フルート〕 ウォルフガング・リンデンタール(Wolfgang Lindenthal)

ウォルフガング・リンデンタールは、1976年4月7日にウィーンに生まれた。
8歳でフルートを始め、2年後にフェルトキルヒ音楽院に入学。
13歳からウィーン音楽アカデミーでウォルフガング・シュルツ教授(アシスタント:ハンスゲオルグ・シュマイザー)のもとで研鑽を積み、1998年には仏リヨン国立高等音楽院でフィリップ・ベルノールにも師事。
2000年にウィーン音楽アカデミーを卒業。

ウォルフガング・リンデンタール

同時に彼は世界各国でマスタークラスに参加し、ペータールーカス・グラーフ、アラン・マリオン、リオーン・バイシー、マクサンス・ラリュー、アンドラーシュ・アドリアン、オーレル・ニコレに師事した。
1989年、リンツ・ブルックナー管弦楽団とのハイドンのフルート協奏曲でソリストデビュー。
その後もユナイテッド・フィルハーモニック・ウィーンや英バス市管弦楽団を含む多くのオーケストラと共演。
現在、ウィーン楽友協会ホールで行われるウィーン・モーツァルト・オーケストラの公演でモーツァルトのフルート協奏曲を頻繁に演奏している。
1987年と1989年にオーストリア、レオーベン市で行われた国際音楽コンクール「ユーゲント・ムジツィールト(Jugend musiziert)」で第1位を獲得。
1988年、オーストリア国際室内楽音楽祭で入賞し、1990年には「ウィーン・フィルハーモニー賞」を受賞した。
1996年、ふたたび「Jugend musiziert」の国際フルートコンクールで第1位になり、その直後にはウィーンでのコンクール「グラドゥス・アド・パルナッスム(Gradus ad Parnassum)」で第2位を獲得した。
1991年に兄(ウィーン・フォルクスオーパー首席チェロ奏者)とともにヘリオス・トリオを結成し、オーストリア、ドイツ、イタリア、イギリスの各都市でのツアーを成功させた。
1996年、ヘリオス・トリオはウィーン・ジュネス・コンクールで第1位を受賞する一方、個人ではリサイタル、室内楽演奏会を南アメリカ、日本、北アフリカ、アメリカ合衆国で行った。
1994年、1995年、そして1998年に札幌でのPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に参加した。
1995年には京都国際音楽学生フェスティバルに招かれ、モーツァルトのフルート四重奏曲を演奏した。
1999年夏にEUユース管弦楽団の首席フルート奏者を務める。
同年1月からは「ウィーン国立歌劇場舞台オーケストラ」に在籍。
これ以降、定期的にウィーン・フィルやウィーン交響楽団でも演奏を始める。
14歳からフルート指導を始め、個人レッスンのほかにオーバーエストライヒの吹奏楽フェスティバルやオーバー・ザンクトファイトの私立音楽学校でのレッスンも行っている。
2011年からはインストラクターとして、ザルツブルクでのウィーン・フィルによる「子どものためのオペラキャンプ」に招かれている。
使用しているフルートは、ムラマツ 14K GOLD。
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