【日時】 | 2013年5月11日(土) |
【会場】 | 札幌コンサートホールkitara |
【曲目】 |
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」組曲 ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 |
【指揮】 | 松浦 修 |

2年ぶりのキタラ、そしてこれも2年ぶりとなる松浦先生を指揮に迎えての第49回定期演奏会。
あいにくの雨、5月とは思えない寒さの中、940名という多くのお客様が足を運んでくださいました。
前半はグリム童話をモチーフにした歌劇「ヘンゼルとグレーテル」や、チャイコフスキーのバレエ組曲「眠りの森の美女」という物語のある曲をテーマに。
後半はドボヴォルザークのシンフォニーの中でも演奏される機会が少ない7番を演奏。
「親しみやすく、聴きやすい曲。楽しかった。」(「眠り」)、「初めて聴いたが好きになりました」(ドヴォルザーク)といううれしい声を多くいただきました。
苦戦したドボルザークの8分の6拍子のリズムよりも難しかったのは、「16歳のオーロラ姫」。
老いも若きもこのときばかりは、オーロラ姫を老けさせないよう、ピュアな心と音をつくりだすよう心血を注いだのでした・・・。
♪お客様の声(アンケートより)
- 音楽による“語り”が快かった。
- いろいろな曲が聴けて楽しかった。。童話がクラシックになっているとは知りませんでした。アンコールもよかったです。
- 眠りの森の美女のワルツが脳裏から離れません。すばらしい演奏会でした。
- ドヴォルザークの7番を楽しみにしていました。丁寧でよい演奏だと思いました。演奏会の終わり方がすっきりと明るく、このように客を送り出す雰囲気はいいものでした。
- あまり7番は演奏されない曲のように思います。とてもいい曲なのですね。
- 各曲とも指揮者にあわせて流れるようなオーケストラの動きと透き通るような音色が、録音されたものとはやはり違った魅力があることを改めて気づかせていただきました。
- 特にドヴォルザーク交響曲第7番ニ短調作品70は選曲good。非常に力強くもあり、情景を曲の流れで良くかもし出していて良かったです。
- 松浦指揮者がとても感じがよく、上手に楽団員をまとめていたように思います。
【日時】 | 2012年10月14日(日) |
【会場】 | 札幌市民ホール |
【曲目】 | ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 リスト:交響詩「前奏曲」作品97 ブラームス:交響曲第3番へ長調 |
【指揮】 | 松元宏康 |

初共演となる松元宏泰氏を指揮に迎えての、第48回定期演奏会。北海道では異例の猛暑の中、松元氏による熱い熱い猛特訓の成果もあり、アマチュアでは演奏機会の少ない難曲・ブラームス交響曲3番をはじめ、べートーヴェン,リストともに「若々しい」「パワー、迫力がある」「メリハリがきいている」「オケが向上した、変わった」という評価を多数いただく演奏ができました。
アンコール前には、観客に向けての松元氏のトークもあり、それに続いて突如始まったブラームス「ハンガリー舞曲5番」は、激しく緩急をつけたパフォーマンスで会場は大盛上がり。トーク効果により、来場者の約2割の方がアンケートをお寄せくださるという嬉しいおまけもありました。(回収率、数とも過去最高最高記録!)新しい指揮者を迎え、札フィルの幅・可能性がさらに広まった演奏会となりました。
♪お客様の声(アンケートより)
- 素晴らしい成長ぶりです。努力のたまものです。益々のご精進を!
- 松元さんの指揮と人が面白くて楽しかった。また札幌で聞きたい。
- 演奏終了時点で指揮者の一言があるのは今回が初めてで新鮮でした。
- はつらつとした指揮、キビキビした演奏、大変良かったです。
- ブラームスは終楽章にむけてエネルギーをため、弦群もようやくしっかり鳴り始めた。オケ全体この曲の熱っぽさが終楽章で出、満足が得られました。
- 難しい曲を音色をそろえて、気持ちを込めて演奏していたと感じました。
- リスト、ブラームス、良かったです。新しい指揮者の方による新たな札フィルの演奏、楽しませていただきました。
- とても難しい曲にも一生懸命さを感じられ、特に松元さんの若々しい指揮がとてもよかったです。
- 松元さん、楽しく若々しいエネルギーを感じて良かったです。アンコールも楽しかったです!!
【日時】 | 2012年5月27日(日) |
【会場】 | 札幌市民ホール |
【曲目】 | ドヴォルザーク:「謝肉祭」序曲 ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調作品104 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」 |
【チェロ】 | 石川 祐支(札幌交響楽団首席チェロ奏者) |
【指揮】 | 坂口 聡(札幌交響楽団首席ファゴット奏者) |

札幌交響楽団の首席ファゴット奏者・坂口聡氏を指揮に、同団首席チェロ奏者・石川祐支氏をソリストにお迎えした、第47回定期演奏会。
にぎやかな「謝肉祭」で幕開けのあとは同じドヴォルザークのチェロ協奏曲。チェロの哀切な響きには観客のみならず団員も酔いしれました。
後半はベートーヴェンの交響曲の中でも壮麗かつ長大な第3番「英雄」に挑戦。前半・後半とも息つく暇もない?、濃密な演奏会でした。
♪お客様の声(アンケートより)
- チェロのソリストの石川さんは素晴らしかった
- チェロ最高!
- 私の大好きなドヴォルザークのチェロ協奏曲を石川祐支さんの演奏で聴くことができ、大感激でした。
- 「演奏を楽しむアマチュア・オーケストラ」の神髄を聴かせていただきました。
- 団員の皆さんの音への情熱がほとばしる様
【日時】 | 2011年10月30日(日) |
【会場】 | 札幌コンサートホール「Kitara」 |
【曲目】 | ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 マーラー:交響曲第5番 |
【ピアノ】 | 東 誠三 |
【指揮】 | 松浦 修 |

40周年記念特別演奏会の第2弾。
松浦修氏を指揮に、前半は3度目の共演となる東誠三氏を迎えてのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、後半は生誕150年・没後100年であるマーラーの「交響曲第5番」に挑戦しました。
語りかけるようなピアノの調べに導かれたラフマニノフ、そして札フィル初の取り組みとなったマーラーの大曲・・・演奏会までの道のりはなかなか険しいものでしたが、「本番に強い」札フィルらしく(?)、迫力ある演奏をお届けできました。
来場客数も過去最高を記録し、記念の年にふさわしい充実した演奏会となりました。
♪お客様の声(アンケートより)
- ピアノソロの東さんが期待通り、いや以上の素晴らしい演奏で陶酔しました。
- 熱演でした。意欲的な曲(有名な、しかも難曲)に取り組んだ。
- それぞれのパートが思い切り、想いを強く頑張っているのが伝わってきました。
- ラフマニノフの優雅さ、マーラーの力強さに聴きほれました。
- マーラー、感激・感謝・涙・涙。
- ラフマニノフ・・・生命力。ダイナミックにして秀逸。マーラー・・・こんな大曲をよくぞここまで。脱帽!
- 全体的に緊張感があり、メリハリあり、すばらしい演奏でした。最後はド迫力の渦に巻き込まれました。
- 札フィルの音があるところがよい。音楽から前向きな、あたたかかみを感じます。
【日時】 | 2010年10月2日(土) |
【会場】 | 札幌市民ホール |
【曲目】 | ブラームス:大学祝典序曲 シベリウス:カレリア組曲 チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64 |
【指揮】 | 高井 明 |

日頃から管楽器トレーナーとしてお世話になっている札幌交響楽団・オーボエ奏者の高井明氏を指揮に迎えて、札フィルお得意の(?)チャイコフスキーをメインとした演奏会でした。
お客様の声はというと、
「とても楽しそうに演奏しているように感じました、こちらまで楽しくなります」
「迫力がある。アットホームで温かい」「大変元気をいただきました」
「全体の息があっていて、きれいな演奏だと思いました」
「みんなノリがよく楽しんでいるのがよかった」
「団員全体の雰囲気が調和して、音にも反映していました」
「響きにつややかさがあり、本当にいい演奏でした。高井さんの指揮も素晴らしかったです」
と言った言葉を頂きました。ありがとうございます。
また聴きたいと言って下さる方もいらっしゃって、大変励みになります。
【日時】 | 2010年5月23日(日) |
【会場】 | 札幌コンサートホール「Kitara」 |
【曲目】 | ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」 サン・サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付」 |
【オルガン】 | 武藤 みさ |
【指揮】 | 松浦 修 |

3度目の共演となるコンダクター・松浦修氏を迎え、ベートーヴェンとサンサーンス、交響曲の2曲プログラムに挑みました。
春めく季節にぴったりの「田園」と、Kitaraの迫力あるオルガンとの共演が、団員にとってもお客様にとっても印象的だったようです。
♪お客様の声(アンケートより)
- パイプオルガンとオケの融合は素晴らしかったです。ホール全体が大きな楽器のように感じました。
- 松浦氏の指揮により、一層重層感がましたように感じます。心輝く、感動いたしました。また再び聴きたいです。
- パートごと、あるいは木管金管セクションと弦セクションのアンサンブル。特にソロのパートにあわせ、きざみで応じるパートがソロの呼吸を感じながら演奏しているが伝わってきて、大変清々しかったです。
- 早いテンポの「田園」。指揮者のリードに全員懸命に従っていく姿、大変好感がもてます。
- サンサーンスも難曲ですが、皆さん頑張りましたね。最後は涙がでてしまうほどの大感激でした。